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社労士試験

【社労士試験 目的条文は暗記!】選択式対策で絶対に押さえておく

 

知りたいこと

✓ 社労士試験の目的条文&第1条(労基法)はどう対策すればいいの?
✓ 選択式で足切りに遭わないための正しい勉強法を知りたい!

 

この記事を書いている私は、社労士試験合格者です。受験経験から社労士試験の選択式対策として「目的条文&第1条(労基法)」の暗記は重要です。

 

社労士試験の選択式では、各法令の目的条文や第1条が出題されることがあります。

目的条文の対策は「完璧に暗記しようと立ち止まらない」ことで、何回もテキストを眺める「高速回転」が有効です。

この記事では、選択式で落とせない各科目の目的条文の勉強方法を解説します。

 

※下記、令和8年4月時点の内容です。細心の注意を払い可能な限り、最善を尽くして記事を作成しておりますが、最終判断はご自身の責任にてお願いいたします。

 

【暗記する】社労士試験 目的条文の学習方法について

 

一言一句を「書ける」必要はない!何回も読んで暗記する

社労士試験の選択式は「記述式」ではありません。

膨大な試験範囲の中で1つの条文に時間をかけ過ぎないことです。選択式で求められるのは、用意された選択肢の中から正しいものを選ぶ力です。

目的条文は「何度も繰り返し読んで」正しい用語の組み合わせを暗記すること。

本試験で迷ったとき、「この言葉の並びは違和感がある」と直感で弾けるようになることが、高速回転による最大の強みです。

 

【e-Gov引用】選択式対策 主要法令の目的条文・第1条一覧

各法律の第1条(または冒頭規定)には、その法律の基本理念や目的が示されています。

以下の最新データを日々の学習で繰り返し読み込んでください。

 

1. 労働基準法(第1条・基本原則)

労働基準法第1条は「労働条件の原則」を定めた条文ですが、同時に労働基準法の目的・理念を示す基本規定として扱われています。

第一条 労働条件は、労働者が人たるに値する生活を営むための必要を充たすべきものでなければならない。
② この法律で定める労働条件の基準は最低のものであるから、労働関係の当事者は、この基準を理由として労働条件を低下させてはならないことはもとより、その向上を図るように努めなければならない。

 

2. 労働安全衛生法(第1条)

第一条 この法律は、労働基準法(昭和二十二年法律第四十九号)と相まつて、労働災害の防止のための危害防止基準の確立、責任体制の明確化及び自主的活動の促進の措置を講ずる等その防止に関する総合的計画的な対策を推進することにより職場における労働者の安全と健康を確保するとともに、快適な職場環境の形成を促進することを目的とする。

 

3. 労働者災害補償保険法(第1条)

第一条 労働者災害補償保険は、業務上の事由、事業主が同一人でない二以上の事業に使用される労働者(以下「複数事業労働者」という。)の二以上の事業の業務を要因とする事由又は通勤による労働者の負傷、疾病、障害、死亡等に対して迅速かつ公正な保護をするため、必要な保険給付を行い、あわせて、業務上の事由、複数事業労働者の二以上の事業の業務を要因とする事由又は通勤により負傷し、又は疾病にかかつた労働者の社会復帰の促進、当該労働者及びその遺族の援護、労働者の安全及び衛生の確保等を図り、もつて労働者の福祉の増進に寄与することを目的とする。

ここがポイント!

「複数事業労働者の二以上の事業の業務を要因とする事由」という法改正の追加フレーズは、選択式で抜かれやすい最重要ポイントです。

 

4. 雇用保険法(第1条)

第一条 雇用保険は、労働者が失業した場合及び労働者について雇用の継続が困難となる事由が生じた場合に必要な給付を行うほか、労働者が自ら職業に関する教育訓練を受けた場合並びに労働者が子を養育するための休業及び所定労働時間を短縮することによる就業をした場合に必要な給付を行うことにより、労働者の生活及び雇用の安定を図るとともに、求職活動を容易にする等その就職を促進し、あわせて、労働者の職業の安定に資するため、失業の予防、雇用状態の是正及び雇用機会の増大、労働者の能力の開発及び向上その他労働者の福祉の増進を図ることを目的とする。

 

5. 労働保険の保険料の徴収等に関する法律(第1条)

徴収法は選択式で出題されていませんが、参考程度に記載しておきます。

第一条 この法律は、労働保険の事業の効率的な運営を図るため、労働保険の保険関係の成立及び消滅、労働保険料の納付の手続、労働保険事務組合等に関し必要な事項を定めるものとする。

 

6. 健康保険法(第1条)

第一条 この法律は、労働者又はその被扶養者の業務災害(労働者災害補償保険法(昭和二十二年法律第五十号)第七条第一項第一号に規定する業務災害をいう。)以外の疾病、負傷若しくは死亡又は出産に関して保険給付を行い、もって国民の生活の安定と福祉の向上に寄与することを目的とする。

 

7. 厚生年金保険法(第1条)

第一条 この法律は、労働者の老齢、障害又は死亡について保険給付を行い、労働者及びその遺族の生活の安定と福祉の向上に寄与することを目的とする。

 

8. 国民年金法(第1条)

第一条 国民年金制度は、日本国憲法第二十五条第二項に規定する理念に基き、老齢、障害又は死亡によつて国民生活の安定がそこなわれることを国民の共同連帯によつて防止し、もつて健全な国民生活の維持及び向上に寄与することを目的とする。

 

 一般常識(労一・社一)の目的条文も事前確認しておこう

 

出題されたら即足切り?注意すべき重要法令

主要法令と比べ、一般常識の法律は手薄になりがちです。

しかし、選択式で出題された際に一度も見ていないと、完全に「勘」で選ぶことになり、足切りリスクが跳ね上がります。

特に以下の法律の第1条は、主要法令とセットで定期的にキーワードをチェックしてください。

【労一(労働に関する一般常識)目的条文または第1条関係】
・労働契約法、男女雇用機会均等法、育児・介護休業法
・労働者派遣法、高年齢者雇用安定法
・障害者雇用促進法、労働組合法、最低賃金法
・女性活躍推進法、次世代育成支援対策推進法
【社一(社会保険に関する一般常識)目的条文または第1条関係】
・社会保険労務士法、介護保険法、高齢者医療確保法
・国民健康保険法、児童手当法、船員保険法
・確定拠出年金法、確定給付企業年金法

 

メモ

選択式では、上記の法令に関する目的条文等も覚えておきましょう。労一や社一の選択対策として、絶対に押さえるべきポイントです。私は、外出先のスキマ時間を使って、上記の法令科目を覚えていました。

 

 社労士試験 目的条文の類似フレーズ比較まとめ

 

引っかけに負けない!「増進」と「向上」の整理

本試験に向けて、早めに絶対に整理しておくべきなのが「似たような言葉の選択肢」の対策です。

以下の対応関係について、眺める習慣を身に付けて暗記しておきましょう!

・労働基準法 → 「その向上を図るように努めなければならない」
・労災保険法 → 「労働者の福祉の増進に寄与すること」
・雇用保険法 → 「労働者の福祉の増進を図ること」
・健康保険法 → 「国民の生活の安定と福祉の向上に寄与すること」
・厚生年金保険法 → 「生活の安定と福祉の向上に寄与すること」
・国民年金法 → 「健全な国民生活の維持及び向上に寄与すること」

 

メモ

向上と増進を選択式で問われたら、単純に「覚えているか」だけです。選択式はたったこれだけで、1点の差で合否に直結するから気を抜けません。各科目の「目的条文や第1条」は、日頃から読む習慣にしてください。もちろん、択一式対策にもなりますから。実は、私はこの「向上と増進」を覚えるのが得意ではなかったですが・・・。

 

【早見表】主要科目の目的条文キーワード一覧

各科目の第1条で、最も選択式で抜かれやすい超重要キーワードのまとめです。

この表を意識して日々のテキスト読みのスピードを上げてください。

科目名 絶対にマークすべき目的条文フレーズ
労働基準法
  • 人たるに値する生活
  • 最低のものである
  • その向上を図るように努めなければ
労働安全衛生法
  • 労働基準法と相まつて
  • 自主的活動の促進
  • 快適な職場環境の形成を促進
労働者災害補償保険法
  • 迅速かつ公正な保護
  • 複数事業労働者の二以上の事業の業務を要因とする事由
  • 労働者の福祉の増進に寄与
雇用保険法
  • 所定労働時間を短縮することによる就業
  • 生活及び雇用の安定
  • 就職を促進
  • 労働者の福祉の増進を図る
健康保険法
  • 業務災害以外の疾病、負傷若しくは死亡又は出産
  • 国民の生活の安定と福祉の向上に寄与
厚生年金保険法
  • 老齢、障害又は死亡
  • 生活の安定と福祉の向上に寄与
国民年金法
  • 日本国憲法第二十五条第二項
  • 国民の共同連帯によつて防止
  • 健全な国民生活の維持及び向上に寄与

 

メモ

主要法令は絶対に覚えないといけません。各科目のテキストを都度読む際は、目的条文と第1条は必ず1回は読んでください。私は、目的条文と第1条のみを読む時間を作ったくらい、選択式対策として最重要と位置づけで勉強していました。

 

 さいごに(社労士試験の目的条文は暗記で突破する)

社労士試験の選択式対策における「目的条文」は、とにかく反復していく「暗記」です。

限られた学習時間の中で最大の成果を出すために、スキマ時間を活用して「テキストやスマホ」で条文を眺める回数を増やしてください。

目的条文を暗記するため「毎日3分読む」など、コツコツと継続することが重要です。そう、とにかく反復しかありません。

1日ですべて覚えようとせず、高速回転で何十回も目にすることで、本試験では正しい語句を自然に選べるようになります。

合格を目指して、日々の学習を積み重ねていきましょう。

応援しています!

 

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