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社労士開業(社長の悩み)

【社長の悩み!】知ってますか?ハローワーク求人で未経験以上の人を採用するコツ

 

社労士事務所開業に向けて社長が抱えている悩みについて、理解を深めるため日々勉強しています。

今日は、ハローワーク求人で「未経験以上」の技能や知識を持っている求職者を採用するコツです。

 

 ハロートレーニングを知ってますか?

ハロートレーニングとは、仕事を探している方を対象にした無料の職業訓練制度です。

職業訓練制度では、失業している方を対象に国(ポリテクセンター)や都道府県(職業能力開発校)では、失業保険を受給しながら、新たに知識や技能を身に付ける職業訓練校があります。

職業訓練校と聞いても、ほとんどの方は馴染みはないと思いますが、車でドライブしているときなどに、何となく看板を見たことがあるのではないでしょうか。

では、職業訓練校って何?ですが、

簡単に言うと失業している方が無料(テキストなど一部自己負担)で職業訓練を受け、学んだ知識や技能を活かして次の就職先を探すことを目的としている公的な機関です。

訓練職種は「事務系・情報・建設・介護・デザイン分野」などがあり、受講生の訓練期間は数か月~2年間となります。

失業している方を対象に、次なる仕事を見つけるため知識や技能を身に付け、さらに失業中の給付をする国の制度が「ハロートレーニング」です。

 

 メリットは未経験以上の人を採用できる

職業訓練校で知識や技能を身に付けた人を、会社にとって採用するメリットはかなりあります。

ここで少し余談になりますが、実は私も失業中に職業訓練を受けていて、訓練期間は3ヶ月の事務科でパソコンをメインに受講していました。ちなみに、失業前は事務経験者です。

というのも、先ほどお伝えしたように訓練校は様々な学科がありますが、私の経験から推測すると前職の経験を活かせる分野の学科を選ぶ人が多いと思います。

訓練とはいえ、初めての分野を学ぶのは大変なのはもちろん、次の仕事も前職の経験を活かせる分野で学ぶ人が多いことは想像できます。

職業訓練を受けている人は、未経験の人もいるとはいえ、その中にはかなりの熟練者も含まれている可能性が高いということです。

未経験の人であっても、訓練によってある一定の知識や技能を身に付け、さらに熟練者はもういちど基本を学ぶことになるので、職業訓練を受けている人を採用するメリットはここにあります!

 

 採用後は自社でさらに育てる

ハロートレーニングで職業訓練を受けた人であれば、まったくの未経験ではないので、入社後も仕事を覚えるのは早いはずです。

特に、職業訓練で学んだ分野が未経験であれば、基礎をしっかりと教えられているため、仕事に対する自己流(クセ)がないので、採用後は自社で育てやすいのでじっくりと育成できます。

また、経験者であっても職業訓練で基礎から学び直すことになるので、初心を思い出すのと同時にさらなるスキルアップに繋がります!

只でさえ人手不足のところ、さらに人を育てる余裕がない会社にとって、職業訓練を受けた人を採用するメリットは大きなものがあります。

未経験以上を採用したいのであれば、職業訓練で基礎をしっかり身に付けた、求職者をぜひ検討してみてはどうでしょうか。

 

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しゃろうむ君

『1つのこと』を極めたい!この思いで仕事と勉強を両立して社労士試験に合格。これからやりたいこと→「労働・社会保険関連の専門書籍」を出すこと ≪実績≫社会保険労務士試験合格者 ≪実務経験≫労務・社保関連事務10年以上従事

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