- 社労士 行政書士 向き不向き
知りたいこと
社労士試験と行政書士試験の『向き・不向き」で合格しやすいとかあるのかな?また、どっちの資格を先にとるか順番に迷っている。
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わたしは、社労士試験と行政書士試験のどちらも受験経験があるので、経験談を踏まえて解説していきますね。
先に答えですが、社労士と行政書士試験は出題内容がまったく違うので、向いている・向いていないはあります。
このあと、具体的にどう違うのか、あなたに向いているのはどっちなのか具体的に説明します。
社労士と行政書士では、どちらがあなたに向いている試験なのか、どっちの資格を取ったほうがいい順番なのか、経験談を交えて話しますので疑問を解決します。
それでは、順番に説明していきますね。
1 【社労士と行政書士】勉強には向き不向きがある!
- 社労士と行政書士あなたに向いているのは?
結論、私が試験を受けた感想は、社労士は『暗記型』で行政書士は『現場思考型』という特徴があります。
ここから、はじめに行政書士試験、そして社労士試験と順番に説明しますね!
行政書士試験の『向き・不向き』を考えてみる
行政書士試験は、社労士試験ほど勉強量と点数が比例しない現場思考型の試験です。
社労士試験に挑戦する前に、行政書士を取りたいと思い1回だけ試験に挑戦しました。
しかし、みごとに不合格となったので、2回目は受けないと決めました。
行政書士試験を1回の受験で諦めた理由は、
・過去問は試験にあまり出題されない
・たくさん勉強しても得点があがらない
・記述試験の対策がむずかしい
・一般常識・時事問題がどうも合わない
試験が終わって、あぁ~これはわたしには向かないとすぐに悟りました。
だから、2回目は受けないで勇気ある撤退をしました!
合格するぐらい勉強したかといえば?ですが、400~500時間はまじめに勉強してます。
だけど、さらに300時間くらい勉強を積み重ねても合格できるの?って感じです。
わたしは、学生のころから「暗記」が得意だったので、行政書士試験は合わなかったです。
行政書士試験が自分に向いている試験なのか、それとも不向きの試験であるかは、学生だったときの自分を思い出すことがヒントになります。
社労士試験の『向き・不向き』を考えてみる
社労士試験は、勉強量と比例して得点できる『暗記型』の試験です。
わたしは、行政書士試験は不合格でしたが、社労士試験は合格することができました。
社労士試験に合格できた理由は、
・過去問が出題される比率が高い
・勉強量に比例して得点があがる
・マークシート形式で記述がない
・試験範囲が労働・社保関連と限定
社労士試験も1回目は不合格でした。だけど、合格ライン付近まで得点できたので、社労士試験は向いていると確信しました!
暗記が得意なので、勉強を続ければ合格できる手応えがありました。
1回目の試験に挑戦したときの勉強時間は約1,100時間です。
本試験で合格ライン付近まで点数が取れても、社労士試験はむずかしい試験です。
これから試験を受けようとする勉強内容の『向き・不向き』を見極めることが大切。
社労士試験も人によって『向き・不向き』があり、これはかなり重要なポイントです!
2 社労士と行政書士試験合格しやすい順番はどっち?
- 社労士と行政書士合格しやすい順番はどっち?
社労士と行政書士で合格しやすい順番かは個人の適性次第
結論は、自分が勉強したいと思う試験のほうが合格しやすいに決まっています!
理由は、社労士も行政書士もどちらも合格率が低く、どっちが合格しやすいとか順番は関係ありません。
☑合格率(令和2年度)
・社 労 士 6.4%
・行政書士 10.7%
むずかしい試験であることは、この合格率をみればハッキリしてますよね。
だから、私はどちらの試験が合格しやすいとか、順番はどっちから受けたほうが良いとか、まったく気にしなくていいです。
社労士と行政書士どちらの試験も、合格しなければ受験が長引くことになります。
それでも、合格するまで頑張れるかはどうかは、資格自体の勉強そのものが自分に合っていなければ続けられません。
結局は、社労士と行政書士の順番なんか気にしないで、自分が勉強しやすいと思う試験に挑戦することが『合格』しやすい試験です!
☑ポイントを再確認です!
・行政書士⇒現場思考型
・社労士⇒暗記型
社労士と行政書士の順番をあえて言うなら
社労士と行政書士の順番をあえて言うなら、私の個人的な感想になりますが、受験資格があるなら社労士試験を先に受けることをおすすめします。
なぜ?
どうして、社労士試験を先に受けるのがおすすめなのか?
⇩
ポイント
理由は、社労士試験は合格率をみれば行政書士より低いですが、取り組みやすい試験内容だからです。
社労士試験は、勉強量と比例して得点が伸びますが、逆に、勉強量と得点が比例しないのが行政書士試験だと感じています。
先ほどお伝えしたとおり、社労士試験は「暗記型」で、行政書士試験は「現場思考型」という特徴があります。
どっちの資格を先に取ろうか、また、どちらの資格にチャレンジしようか迷っている方へ、私がおすすめする社労士と行政書士の順番を言うなら「社労士試験」になります!
3 社労士と行政書士のダブル受験はおすすめしない
社労士と行政書士のダブル受験は無謀なこと
社労士と行政書士試験、この2つの資格を同じ年にダブル受験するのは無謀です!
ちらほら、ネットとかではダブル受験に関する悩みなどを見ますが、わたしの個人的な意見ですが、なぜダブル受験しようと考えるのか不思議でしょうがありません。
どちらかの資格を受験したことがある方なら、社労士と行政書士のむずかしさは身に染みてるので、1年のうちにダブル受験はしないのは明らかですよね。
社労士も行政書士も合格率10%以下ですよ!
ダブル受験しようか迷っているなら、一発で解決できる方法があるので試してください。
書店に行って、社労士もしくは行政書士のテキストと過去問をみれば、ダブル受験はやめようと思うはずです。
社労士か行政書士の勉強量を確認すれば、どちらか片方に集中しようって思いますよ!
社労士か行政書士のダブル受験で迷うならまずは無料講座体験を検討しよう
ここまで読んでくれたのは、真剣に社労士か行政書士試験にチャレンジしようか、迷っているんだと思います。
もし、迷っているなら、ぜひ講座を実際に体験してみてはどうでしょうか?
下記のフォーサイトなら、無料資料請求で「動画講義・教材サンプル・eラーニング」など、本物と同じ内容で講義を体験できます。
まずは、あなたにピッタリの講座なのか、ぜひ検討してみましょう!
※無料講座の体験だけなら、費用は発生しないので安心して利用できますよ。
4 開業を考えるなら社労士と行政書士ダブルライセンスはメリットあり!
- 社労士と行政書士ダブルライセンス開業や年収は?
開業を見据えて社労士と行政書士のダブルライセンス
社労士または行政書士の資格どちらかを保有しているなら、もう片方を取得してダブルラインスとしたいところ。
実は、私も行政書士試験を取りたいと思っていますが・・・なかなか合格できません。
理由は、顧問先に建設業関係が増えたときに、まちがいなく労務管理だけでは終わらないからです。
顧問先の社長にとって、社労士と行政書士を兼業している事務所で、許認可業務と労務管理をまとめて依頼できるメリットがあるのは強いですよね。
社長は忙しいから、別の士業事務所との付き合いが増えるのは、正直なところ煩わしいはず。
士業どうし横の繋がりで仕事を紹介してもらえるから、ダブルライセンスは必要ないとありますが、この考えは顧問先ファーストじゃない。
たとえば、社労士が顧問先の許認可業務を知り合いの行政書士に依頼する。逆に、行政書士が得意先の労務相談を知り合いの社労士に依頼する。
士業どうしで仕事を紹介するのは、あくまでも身内同士でメリットがあるだけで、顧問先にしたら関係ない話ですよね。
だったら、社労士と行政書士のダブルライセンスで、まとめて依頼を受けるほうが料金だって割安にできるし、顧問先にとってもメリットがあります。
将来は開業をめざすなら、社労士と行政書士のダブルライセンスは絶対に有りな選択肢です!
社労士と行政書士のダブルライセンスで年収はアップする?
社労士と行政書士資格のダブルライセンスなら、年収がアップするのは当然のこと。
先ほど、建設業関係の顧問先があるなら、労務相談と併せて許認可業務など、単価が高い業務を請け負うことができると話しました。
単に社労士と行政書士のダブルライセンスなら、年収が上がるわけではないです。
重要なことは、主となるメイン業務を持ちながら、関連する業務を付随してできるのであれば、年収が上がるということ。
もし、私がダブルライセンスを持って、事務所を経営するなら「社労士業務」をメインとし、行政書士業務については限定して事業展開を考えます。
社労士と行政書士のダブルライセンスは、年収アップに最高の組み合わせだと思います!
※下記にわたしが受験した行政書士の記事があるので、ぜひ参考に読んでください。
筆者の行政書士試験受験体験記
追記(R5.2.5)
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令和4年度に2回目となる行政書士試験にチャレンジしました!
下記の記事もぜひ読んでみてください。
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5 まとめ(社労士・行政書士試験の向き不向き)
社労士試験と行政書士試験、どちらに挑戦しようか迷うと思います。
迷うのは、当然だと思うし真剣に考えているからこそです。
自分の向き・不向きいうか、得意なことや苦手なことってありますよね。
迷っているなら、まずは向いていると思う試験に挑戦してみてもいいと思います。
たとえば、社労士に興味があり勉強が向いているなら、社労士試験に合格してから行政書士試験にチャレンジするとか。
まずは、自分が向いていると思う試験におもいきって挑戦してみましょう!
あなたに向いてそうなのは、社労士?それとも行政書士?
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