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社労士試験

【社労士試験は暗記型?】それとも理解型?興味深い記事を読んで納得

 

この記事を書いている私は社労士試験合格者です。受験生のときは、同じ疑問や悩みをもっていたので、経験者でないと絶対にわからないことを伝えます。

 

  • こんな疑問がわかります!

社労士試験は暗記型の試験なのかどうか。

 

社労士試験で受験生が気になること、暗記型?それとも理解型になるのか、これってかなり考えるところだと思います。

私の個人的な考えは「暗記型」と思っています。理由は、合格するには「数字」を暗記しないと勝負にならないからです。

とはいえ、理解型を否定しているわけではなく、優先順位を考えたとき「暗記型」と思っています。

私自身も、社労士試験は「暗記型?理解型?」と考えていたとき、興味深い記事を見たことをキッカケにこの問いを考えたいと思い記事にしました。

 

 社労士試験 数字を暗記できないと合格は無理

ここでは、私の社労士試験を受けて合格した体験談から、社労士試験は「暗記型&理解型」という個人的な考えを書いていますので、あくまでも参考としてもらればと思います、

いきなりですが、社労士試験の勉強は、まず「暗記」することから始まります

これはすべての受験生に共通することだと思うし、学習の初期から「理解」重視で学習する余裕がない、これが社労士試験の現実だと思います。

そもそも、初学者の方が社労士の勉強を開始して、理解できる段階まで持っていくのに、どれだけの時間を要するのかまったく想像ができません。

 

覚えては忘れて、また復習して覚えて、そしてまた忘れて、この暗記を繰り返しているうちに、あっという間に試験日になってしまう受験生が大半だと思います。

 

さらに言えば、忘れて覚えての繰り返しで、最後の科目まで1周~2周まわせたならまだ良い方だと思います。

それだけ、社労士試験は「暗記して覚える」ことがあり、理解したと意識できる余裕なんてありません。

 

社労士試験は数字を問う問題が多い

社労士試験の最大の特徴は、「数字」に関する問題が多いということに尽きます。

雇用保険法にしても、健康保険法などの社会保険関係は「数字」を暗記しないと得点できません。

数字の暗記なしに合格はあり得ない!、これが社労士試験です。

では、実際にどれくらい数字に関連する問題が出題されるのか、とても興味深い記事をみたのでご紹介します。

 

数字の問題が全体の3割を占める

下記を見れば、社労士試験で出題される問題は、3割が「数字」を問う試験であることがわかります。

選択式では、空欄に選択肢から正解を選ぶことになるので、そもそも数字を暗記していないと正解できません。

単純に数字を問う問題が出題された場合、理解より暗記していなければ正解できないのは明白です。

 

✔ 選択式(数字関連の問題数)

年度 問題数
令和5年 16問
令和4年 18問
令和3年 15問
令和2年 18問
令和元年 19問

出典:社労士試験 最短合格 非常識合格法HP

 

択一式でも、数字を問われる問題はたくさんあり、選択式と同様にやはり「暗記」しなければなりません。

たとえば、下記のような出題があった場合、やはり暗記していれば正解できる問題です。

 

暗記で解ける問題例

簡単な例として、暗記していれば正解できる労働基準法の休息時間についてです。

基本中の基本と言えますが、下記のことを覚えていれば、理解しなくても暗記していれば正解できます。

ただし、最近は事例問題が多くなっているので、実際に起こりえることを問題文として、休息時間の正誤を求めてくる出題をしてくることが想定されますが、いずれにしても最低限の知識として下記は「暗記」しないと勝負になりません。

 

【労働基準法】

  • 労働時間が「6時間以内」であれば、休息時間の付与義務なし
  • 労働時間が「6時間超、8時間以内」であれば、少なくとも45分の休息時間
  • 労働時間が「8時間超」であれば、少なくとも1時間の休息時間

 

この場合、問題として出題された場合、休息時間の長さを記憶しておけば正解できますよね。

試験に合格する前に、労働時間が「6時間以内」なら休息の付与はなぜ必要ないのか?

暗記しておけば得点できることを、休息時間の長さについて、制度の背景を覚えるのは合格後でも良いと思います。

 

理解は「暗記」したあとから身に付く

理解型の学習が必要とするならば、制度の背景を学習しなければなりません。

私の個人的な考えでは、制度の背景まで学習しなければ、理解した学習とは言えないと思います。

そもそも、学習している受験生にとって、理解しながら学習する余裕はないくらい、社労士試験は学習範囲が広いです。

受験生として、まずは試験に合格できるだけの最低限の知識を「暗記」することが最優先です。そのうえで、時間的に余裕があるなら、理解しながら復習しても良いと思います

私はこれまでの経験から、まずは暗記を中心に学習するべきだと考えています。

 

 さいごに(社労士試験は暗記型)

私は、合格した今での社労士試験は「暗記型」だと思っています。

まずは、理解することより、優先順位として暗記を徹底させるべきです。

理解を優先していては、社会人の方なら1年で全科目を1~2周するだけで精一杯になります。

もしかしたら、理解重視で勉強していたら、1周もできないで本試験を向かえる可能性すらあります。

社労士試験は、暗記して忘れて、さらに復習してを繰り返す回数が多いほど、合格できる可能性が高まる試験だと思っています

私の経験上、全科目同じことを繰り返す、さらに繰り返す、最低でも5回以上、できれば10回以上繰り返して「暗記」しなければ、合格ラインに到達できないのが社労士試験です。

最後に、社労士試験の学習は理解するために時間を使うより、「暗記型」の学習で「繰り返し」を徹底したほうが、個人的には合格できる可能性が高いと思っています。

 

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しゃろうむ君

私は、社労士試験に落ち続けて、もうダメかなと挫けそうになりながらも、諦めずに続けたことで何とか合格できました。不合格を続けたからこそ、繰り返し学習によって、揺るがない知識を身に付けることができたと思っています。長期受験経験から、受験者の気持ちはだれよりも分かっていると思っています。当ブログでは、これまでの失敗談と成功体験をお伝えします! ≪実績≫社会保険労務士試験合格 ≪実績≫人事労務実務10年以上

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