- 社労士試験落ちたら続ける&諦める?
今回の記事は、社労士試験で不合格になった、私の経験談をもとにそのときの気持ちを率直に書きます。
あくまでも、個人的な実体験なので共感できない人もいると思います。ただ、私も社労士受験生だったので最後まで読んでもらえれば、そう!そうだよね!という感じで共感してもらえる内容です。
社労士試験を続けるか、それとも諦めるか悩んでいるなら、きっと必ず役立つ記事になっている自信があります!
社労士試験に落ちて、続けるか、諦めるのか
私は、社労士試験に落ちて来年も「続けるのか、それとも諦めるのか」、こんな風に毎年同じことをずっと考えていました。
社労士試験に何度もチャレンジしている受験生なら、この気持ちわかってくれる方多いのではないでしょうか?
そう、初受験やまだ2回目くらいなら、落ちても「来年こそは!」と気持ちも前向きになれるものです。
当り前です、学習初期の頃ならこの点数なら、来年もっと頑張れば合格できるかもと思うのが普通で、頑張ってきた人なら尚更そう思います。
私なんて1年目より2年目のほうが、点数が安定して実力が伸びたので、3年目は合格できるはずと考えていました!
ですが、この考えがとても甘かった・・・長い道のりの単なるスタートラインだったことにこの時はまったく気づかなかったです。
でも、さすがに3回~4回目と不合格になると「もう無理では?」と心の中では考えてしまいます。
家族には、もう続けるのは無理だから、来年は社労士試験は受けないわ・・・この言葉を何回も言っていました。
当時は、試験に落ちたことが受け止められず、くやしくて情けなくて、負け惜しみで家族に行っていたんですよね・・・そうしないと気持ちが持たなかったんです。
もう、社労士試験は受けない、来年は諦める!
こんな風に気持ちを吐き出したら、ほんとうに諦めるのか、来年は社労士試験を受けなくて良いのか、自分の気持ちが少しだけ整理できたことを覚えています。
正直に言えば、社労士試験を受けない!と家族に言っている段階では、来年も試験は受けたいと心の中では思っていました。
諦める勇気なんてなかった・・・
もうすでに、社労士試験を続ける勇気より「試験を諦める勇気のほうが無い」というのが本音なんですよね。
3年も4年も勉強していたら、合格できるまで「もったいなくて」諦めるなんてできない・・・明日から勉強しない日常生活と仕事をしている自分、なんだかまったく想像できなかったです。
仕事をして家に帰って何もしないで休んでいる日々、普通なら幸せで家族と話も出来るし、自分の体も疲れないから楽になれるからそうしたい、こう思うのは当然です。
でも、でも、でもね社労士試験に合格しない「自分の未来」は考えられなかった、とてもじゃないけど私の中では想像ができなかった。
だから4年目・5年目と合格するまで勉強ができた、社労士になりたいと思う強い気持ちがないと毎日勉強を続けるなんてできるわけがありません!
ただ、社労士試験は難易度が高いです。
だから、落ちて来年受けても合格できるとは思えない、こう思うことが試験を受けるのを諦めようと思う一番の理由だと、私は経験から思います。
社労士試験の選択式や択一式の問題を見ると、もう1年勉強しても合格点を取れるのか疑問や不安になります。
この気持ちすごく自然なことだと思います。社労士試験はどんなに勉強しても解けない問題が出題されます。
だから、来年も試験を受けても合格できない、だったら社労士試験は諦めたほうが良いのかな・・・こう思ってしまいますよね。
ですが、いま迷っているなら、受験を諦めたら後悔します!
私は、落ちまま受験を諦めていたら、将来かならず後悔すると確信していました。
社労士資格を取っていない未来、そして絶対に取ると決めた自分に対して、悶々としたまま人生を生きていたと思います。また、決めたことを成し遂げられなかった自分になってしまったと・・
社労士試験を受けようと思ったとき、実務も経験していたから、知識がそのまま使えるのが嬉しかった。
ほんとうに、社労士試験の勉強をしていて、心から思いました「この道以外、我生かす道なし!」と。
そう思って、諦めずに続けやっと合格までたどり着けました。とはいえ、合格まで長い道のりになるかもと考えたとき、勉強の仕方を考えないと、これから先も継続するのは難しいとも思っていました。
要点を押さえた勉強を心掛けた
これから先、合格までどういった勉強をすれば、今の生活のまま試験勉強を継続できるのか考えました。
そこで、考えて決断したのは、
学習を始めた頃のように、1年間で1000時間は最低でも勉強しよう!というのはやめました。
もう3年以上勉強しているから、これまでの総学習時間は「3000時間くらい」になっていたので、これからは1年で1000時間も勉強する必要はないと考えました。
そして、復習をして思ったのがすぐに思い出せる、知識が定着しているので要点を押さえて勉強すれば、3年目以降は1年間で必要な総勉強時間は「500時間」未満でいけるという手ごたえがありました。
この、要点を押さえた勉強とは、
択一式で45点~50点を平均して取れる知識を維持するということです。
社労士試験は「8月」に知識のピークにもっていけば良いんです。本試験日が最高になっていれば。
だから6月または7月には、択一式45点~50点前後取れるように知識を維持しておきます。
もうすでに過去の勉強から知識が身に付いているので、テキストや過去問を「月1で1回転させる」だけで十分な復習になります。
私の個人的な感想ですが、合格ラインの点数を取れるところまでいくと、ここからものすごく勉強しても今の社労士試験の難易度を考えると、択一式で50点以上確実に得点できる保証なんてないと思っています。
社労士試験に落ちたあとは自分が決めるだけ
もうすでに、ここまで読んでくれた方は知ってると思いますが、私は社労士試験に何度も落ちました。
そして、落ちるたびに「もう試験は受けない!」、来年は「諦めた」と家族に負け惜しみのように言っていました・・・
家族にしたらいい迷惑ですよね、勝手にしてよと言われても仕方がありません。
結局は、社会保険労務士になるため勉強を続けるのか、それとも諦めるのかは自分が決断するしかありません。
そう、最後は結局「自分」が判断して決めるだけです!
ただ、1つだけ私の経験から断言できるのは、
きっぱり諦められるなら、もう試験を受けないとか、諦めたなど周囲の人に言わないと思っています。
未練がないなら、自分の気持ちを周りに話さず、静かに社労士試験の挑戦は終了できるはずです!
でも、自分の気持ちを家族や周囲の人に言うのは、何か言ってもらいたい、今の気持ちをわかってもらいたい、こう思っているということだと思います。
実は、私がそうでした。
もし、社労士試験を来年受験しようか迷っているなら、将来の自分を想像してください。
社会保険労務士になっていない自分の未来は、
- 後悔していない
- 後悔している
という2点を考えたら、続けるのか、それとも諦めるか、わかりやすい判断基準の1つになると私は思っています。
下記の記事では、社労士試験に何度もチャレンジした私の実体験をもとに書きました。
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