- 2025年行政書士試験自己採点&合格ライン
今回は、令和7年11月9日に実施される2025年行政書士試験について、各予備校の自己採点と合格ラインをまとめていきます。
行政書士試験を受けたあとは、自己採点と合格ライン(基準点)が気になります。また、割れ問題 や難易度・配点も解説します。
当記事では、行政書士試験の自己採点のやり方、記述式の得点目安、合格ライン基準点をお伝えします。
【2025年 行政書士試験】自己採点のやり方と注意点
2025年行政書士試験で自己採点について、私が調べた範囲で予備校をご紹介します。
各予備校によって、入力するだけで自己採点できるものと、解答一覧を確認して1つ1つ自分で自己採点というパターンがあります。
その際は、伊藤塾やアガルートなどのPDFや動画で正答番号と自分の回答を照らし合わせていきましょう。
行政書士試験 自己採点
まずは、自己採点サービスがある予備校です。
ご自分の解答を入力フォームに入れると、自動で得点がわかる内容です。ただし、各予備校の現時点での予想解答になるので、確定ではないので注意してください。
ほかにも、下記4社は記述式の解答例も試験当日に確認できるので、記述式得点の目安として下さい。
伊藤塾 本試験択一成績診断(自動化)
伊藤塾の「本試験択一成績診断」で、令和7年11月9日~11月24日まで受付期間となっています。択一成績診断に登録すると、特典がもらえますので、試験後に役立つ情報もありお得感がありますね。
【伊藤塾】
>> 2025年 行政書士試験 自己採点(伊藤塾:公式サイト)
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資格スクエア 自己採点採点サービス(自動化)
資格スクエアでは、令和7年11月9日試験当日の17:00から解答速報LIVEが配信されます。下記のページで解答速報の動画を確認でき、同ページに自動採点サービスがあります。
記述式は除いた、資格スクエアの予想解答と突き合わせて自動採点されます。
【資格スクエア】
>> 2025年 行政書士試験 自己採点(資格スクエア:公式サイト)
アガルート 自己採点(解答一覧)
アガルートは、行政書士試験当日の18:00から解答速報LIVE配信があります。ただ、私が調べる限りでは自動採点は見つかりませんでした。
下記のページは、解答速報以外にも記述式の予想解答があり、また講師から全問解説講義もあるのでぜひご覧ください。
【アガルート】
>> 2025年 行政書士試験 自己採点(アガルート:公式サイト)
東京法経学院 自己採点(解答一覧)
東京法経学院は、令和7年11月1日時点では解答速報のページが更新されていません。
現時点では、令和6年度の解答速報ページになっているので、更新されたら随時UPしていきます。
【東京法経学院】
>> 2025年 行政書士試験 自己採点(東京法経学院:公式サイト)
【無料】各予備校の行政書士講座 体験講義一覧
伊藤塾、アガルート、資格スクエア、東京法経学院では行政書士講座の無料体験講義があります。
いきなり講座に申し込むのは不安、自分に合っている講座か確認したい、講義内容や講師との相性も確認したうえで講座を申し込めるので、無料体験講義はぜひ積極的に活用してください!
✔ 行政書士講座 無料体験講義一覧
| 伊藤塾 | >> 行政書士試験 無料体験講義(伊藤塾:公式サイト) |
| アガルート | >> 行政書士試験 無料体験講義(アガルート:公式サイト) |
| 資格スクエア | >> 行政書士試験 無料体験講義(資格スクエア:公式サイト) |
| 東京法経学院 | >> 行政書士試験 無料体験講義(東京法経学院:公式サイト) |
行政書士試験「割れ問題」とは?予備校ごとの解答速報の違い
そもそも、割れ問って何ですよね。簡単に言えば「割れ問」とは、各予備校が公開する解答が一致していない問題です。
主な原因は、難易度が高すぎているのか、それとも問題として成立していないなどです。
私も社労士試験を受けた直後、各予備校の解答速報を見ると、割れ問題があるのは決して珍しくないという印象でした。
士業という資格は難易度が高い、だからこそ出題される問題によっては、受験のプロである予備校の講師陣さえ悩ます問題が出題されます。
- 試験直後の解答速報では割れ問題がある場合、翌日以降もういちど確認してください
- そして、割れ問題となっている段階では、自己採点では一旦は外してください。
割れ問題は「翌日または2日後」には各予備校とも解答が一致している場合が多いので、焦らずに自己採点をしてくださいね。
【2025年版】行政書士試験の合格ライン・基準点・ボーダーまとめ
行政書士試験は、合格ラインは決まっています。ただし、難易度が高く全体の得点状況によっては、下記の合格ラインの変更はあります。
実際、過去の行政書士試験では合格ライン(基準点)が引き下げられています。平成26年度の行政書士試験では「180点以上」から「166点以上」になったことがあります。
とはいえ、合格ライン(基準点)は例年であれば「180点以上」で難易度による調整はほぼ無いと考えてもよさそうです。
とにかく、各条件を満たし総得点以上の点数を取れば、「完全合格」なので実力を付けて試験を受けるだけです。
✔ 行政書士試験(300点満点)の合格基準は以下の通りです。
- 法令科目:50%以上
- 一般知識科目:40%以上
- 総得点:60%以上(180点以上)
過去の合格ラインから見ても、自己採点で180点前後が合格ボーダーの目安となります。
択一式である程度の点数を取れるかどうかで、あとは記述式(3問60点)が合否を左右する重要ポイントになります。
記述式の自己採点基準と採点方法【2025年 行政書士試験】
行政書士試験の記述式問題の採点基準点については、各予備校から模範解答(解答例)が示されるので、自分が何点取れたのか想定される得点ラインはわかると思います。
とはいえ、正式な模範解答(解答例)ではないので得点は何点になるのか、再現答案など予備校も完璧には予想できません。
ただし、記述式問題1問につき「何点」くらい得点できたのか、それによって全体得点の合格ラインも予想できると考えます。
たとえば、下記のように考えると
| 出来具合 | 想定得点 | 評価 |
|---|---|---|
| ほぼ完答 | 18〜20点 | 条文趣旨・要件・結論が正確 |
| 要点あり | 10〜15点 | 概ね正答方向だが記述に不足 |
| 部分的 | 5〜9点 | 一部ズレや要素抜け |
| ほぼ未記入 | 0〜4点 | 方向性がずれている |
記述式の得点を加味すると、自己採点で総得点で180点以上となるのか、今年度の合格可能性が判断しやすくなります。
択一式の得点を考えると、記述式の採点結果(得点)によっては、合否が左右されますが、難易度が高い出題形式なので、採点方法次第で厳しい又は甘い予想となってしまいます。
試験直後は、今年度の記述式問題の内容を振り返り、予備校の再現答案から自身の得点(想定配点)を確認してみましょう。
過去の合格ライン推移と年度別難易度【行政書士試験】
行政書士試験の過去の合格率(合格ライン)見ると、過去6年分の難易度の推移がわかります。
過去の年度比較の合格率から、各年度の難易度もある程度一定レベルで出題されていたのかなと予想できます。
令和7年度の行政書士試験についても、10%前後の合格率で難易度の変動も少なく、合格者数の推移は例年に近いものになり、合格基準点の変動(上下)もなく、合格点予想も例年と変わらないと考えられます。
| 年度 | 合格率(年度別) |
| 2024年度(令和6年) | 12.90% |
| 2023年度(令和5年) | 13.98% |
| 2022年度(令和4年) | 12.13% |
| 2021年度(令和3年) | 11.18% |
| 2020年度(令和2年) | 10.72% |
| 2019年度(令和元年) | 11.48% |
自己採点後に確認すべきこと・ボーダーライン付近の行動指針
ここでは、自己採点後に確認すべきポイントと、ボーダーライン前後の受験生が取るべき行動をまとめています。
さっそくですが、行政書士試験が終わった直後、気になるのは「合格ラインを超えている」の1点と言えますよね。
すぐに自己採点をして、結果を確認することで結果(受かった/落ちた)がある程度予想できます。
試験後は、少しでも早く自己採点をして結果を確認することが大切です。自己採点の結果、ボーダーライン付近なのか、合格可能性はあるのかによって、合格発表日までの過ごしかたも変わってきます。
✔ 自己採点&採点後にすべきこと
- 記述式の点数を慎重に仮定して総得点を計算
- 過去の合格ラインと照らして合格可能性を確認
- 来年度(2026年合格目標)に向けた学習計画を立てる
自己採点の結果、合格発表まで待たなくても合格なら、次は開業に向けていくのかになります。
もし、実務経験に不安があるのなら、下記の講座を活用することで開業後に役立つ知識を身に付けられます
⇩
>> 2025年 行政書士実務講座 ≪14期≫(伊藤塾:公式サイト)
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>> 2025年 行政書士実務講座(アガルート:公式サイト)
>> 2025年 行政書士実務講座(資格スクエア:公式サイト)
今回は、自己採点で合格可能性がないと判断した場合、来年度の受験に向けて再チャレンジするかになります。
もし、2026年度の行政書士試験にチャレンジするなら、下記の予備校で来年こそは合格をめざしてきましょう!
⇩
| 伊藤塾 | 伊藤塾 行政書士講座 公式サイトはこちら >> |
| アガルート | アガルート 行政書士講座 公式サイトはこちら >> |
| 資格スクエア | 資格スクエア 行政書士講座 公式サイトはこちら >> |
| 東京法経学院 | 東京法経学院 行政書士講座 公式サイトはこちら >> |
さいごに(2025年 行政書士試験 自己採点&合格ライン)
2025年(令和7年)行政書士試験を受験された皆さん、本当にお疲れさまでした。
行政書士試験が終わったら、すぐに自己採点をして合格ライン(基準点)を超えているかを冷静に確認しましょう。
とくに、合否を左右するのが「記述式」です。本当に、行政書士試験は記述式問題の採点結果によって、最終的に合否が大きく変わるケースも少なくありません。
合格発表まで結果を待つのではなく、受験時のように攻めの気持ちを持って、解答速報や合格ライン予想をすぐに確認していきましょう!
令和7年度の行政書士試験の各予備校が予想する、ボーダーライン付近となるほか受験生の得点状況を見ておくと安心です。
過去の合格率(合格ライン)や年度別の難易度推移を比較すると、行政書士試験は年度によって多少の合格率の変動はありますが、記述式問題や一般常識などの「少しの差」で結果が分かれることもあります。
最後に、行政書士試験後に確認することを整理すると、
- 合格ラインは原則 180点(総得点60%)
- 記述式は1問10〜20点を目安に自己採点
- 割れ問題は、一旦外す又は仮点扱いで計算
- 過去の難易度・合格率も参考に自己採点を行う
自己採点と合格ラインの確認は、試験後の最初の重要作業です。
1年間、すべての受験生にとって忙しい中、大切な日々の時間を使って「行政書士試験の勉強」を続けてきたこと、これまで継続してきたことは、もうそれだけで「知識として一生残る財産」だと断言できます!
行政書士試験、おつかれさまでした!
まずは、下記の予備校で気になる講座から試してみることができます。講座は【無料】なので気軽に体験できます!
✔ 行政書士講座 無料体験講義一覧
| 伊藤塾 | >> 行政書士試験 無料体験講義(伊藤塾:公式サイト) |
| アガルート | >> 行政書士試験 無料体験講義(アガルート:公式サイト) |
| 資格スクエア | >> 行政書士試験 無料体験講義(資格スクエア:公式サイト) |
| 東京法経学院 | >> 行政書士試験 無料体験講義(東京法経学院:公式サイト) |
